SMエンタテインメント K-POP題材のアニメを共同制作 全13話を2028年にグローバル配信へ

SMエンタテインメントが、韓国のIPコンテンツ企業SAMGエンターテインメントとK-POPを題材にしたアニメーションの共同制作契約を結んだ。SMエンタテインメントが韓国メディア向けのプレスリリースでこの内容を伝えている。

SMエンタテインメントのロゴ

両社は27日、アニメーション「スーパーヒーローアイドルプロジェクト(仮題)」の共同制作契約を締結し、世界市場に向けた新しいアニメーションIPの開発を進めると発表した。

「スーパーヒーローアイドルプロジェクト(仮題)」は、K-POPの世界観とアニメーションを組み合わせた大型IP事業だ。1話20分前後の全13話構成で、2028年にグローバルOTTプラットフォームでの公開を目指す。

主なターゲットは10代の若年層から20〜30代まで。アーティストIPとスーパーヒーローの物語を掛け合わせ、K-POPのファンダムとアニメの視聴層を同時に取りにいく。

SMエンタテインメントは作中で使われる主要楽曲の企画・制作を担うほか、歌唱とパフォーマンス全般にも参加する。同社は「長年積み重ねてきた音楽制作のノウハウとパフォーマンスの力を土台に、作品の完成度を高めていく」としている。

両社はさらに、アニメーションの制作にとどまらず、音楽・コンサート・マネジメント・映像ライセンスなど幅広い分野へ事業を広げる「統合IPビジネス」モデルへ育てていく計画だ。

相手は「キャッチ!ティニピン」のSAMGエンターテインメント

SAMGエンターテインメントのロゴ

SAMGエンターテインメントは2000年に設立された韓国の3DCGアニメーション制作会社で、代表はキム・スフン氏。代表作は「キャッチ!ティニピン」や「最強戦士ミニ特攻隊」で、自社キャラクターIPを使ったライセンス・グッズ・劇場版へと事業を広げてきた。

「キャッチ!ティニピン」は日本でも放送が続いており、シリーズ第4弾にあたる「デザート キャッチ!ティニピン」がテレビ東京系で放送されている。

デザート キャッチ!ティニピン テレビ東京アニメ公式サイト

SMのアーティストはすでにOSTで参加している

両社の接点は今回が初めてではない。2026年6月には、SAMGエンターテインメントの劇場版最新作のスペシャルOSTに、NCT WISHのジェヒとHearts2Heartsのユハがデュエットで参加すると発表され、楽曲は7月に公開された。2025年7月には「キャッチ!ティニピン」とHearts2Heartsのコラボグッズも登場している。

公開目標の2028年まではまだ間がある。ただ、K-POPのアーティストが主題歌を歌う段階から、世界観そのものをアニメーションに持ち込む段階へ進んだことは確かだ。仮題のまま動き出したプロジェクトが、どんなヒーロー像を見せてくれるのか。

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