aespaが2026年4月27日、2ndフルアルバム『LEMONADE』のコンセプトトレーラー「COMPLÆXITY」を公開しました。5月29日のアルバム発売へ向けて、世界観を予告する映像です。一度見て、思わずもう一度再生してしまいました。これは“予告”というより、もう短編映画なんです。
映画の撮影現場から始まる、現実と虚構の物語
舞台は、ブルーバックのスタジオや撮影クレーン、モニターやワイヤーがむき出しになった“撮影現場”そのもの。そこにSFアクションの世界が重なって、現実と虚構の境界がだんだん溶けていきます。通路や階段、トラックやバイクのクラッシュ、フォークリフト……暗い照明と炎、緑がかった暗視スコープのようなフィルターも効いていて、ひりっとした緊張感が全体を包んでいます。個人的には、ここで描かれるいくつかの場面に、これまでのaespaの作品の記憶を呼び起こされてドキッとしました。歴代の世界観が一本の線でつながっていくようで、長く見てきたファンほどたまらない作りだと思います。
白と黒の、近未来的なスタイリング
衣装は白と黒を基調にしたモノトーン。タイトなボディスーツにカットアウトを効かせた、スポーティでフューチャリスティックなスタイリングです。ダンスのフォーメーションではなく、メンバーそれぞれが別々のシチュエーションでアクションや演技を見せていくのですが、これがいちいちかっこいいんです。
カリナはワイヤーで宙に舞い、手のひらから光を放ちます。トラックの屋根に横たわるカットの存在感も抜群でした。
ウィンターは日本刀を抜いて、刃の向こうからカメラを射抜く視線。あの冷たく挑発的な表情に、ぞくっとしました。
ジゼルは鏡が並ぶ通路でのダンスに、炎の出るアタッシュケースを掲げる場面。ピンクのロングヘアで見せる瞬間も印象的です。
ニンニンは撮影モニターを操作したり、フォークリフトの前でワイングラスを傾けたり。自信に満ちた眼差しで、画面をすっと支配しています。
そして最後は、4人が合流して光のゲートへ走り出す——次の物語の入り口のような締めくくりでした。
タイトルは『LEMONADE』。爽やかな夏を想像しそうになりますが、このトレーラーが見せるのは、もっと不穏で、ざらりとした手触りの世界でした。個人的には、この一筋縄ではいかないコンセプトを、ここまで自然に成立させてしまえるのは、やっぱりaespaだけだなと思います。先行曲、そして本体『LEMONADE』が、ここからどんな形で姿を見せてくれるのか。引き続き、ていねいに追いかけていきますね。
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