SMエンタテインメントが手がける初のバーチャルアーティスト「nævis(ナイビス)」が10月17日、韓国最大のデザインフェスティバル「ソウルデザイン2024」のアンバサダーとして開幕式のステージを飾った。
ソウル東大門デザインプラザで開催された開幕式でnævisは、アンバサダーとして開幕パフォーマンスを披露し参加者の注目を集めた。また、ソウル市のオ・セフン市長とも対話した。
nævisは市長との会話でアンバサダー就任への思いをこう語った。
「今回のソウルデザインのアンバサダーになれて光栄です。今年のテーマは『Imagine Tomorrow、明日を想像する』であり、私の存在によって多くの方々の無限の想像につながったらうれしいです」
またソウル市長から「nævisが想像する明日はどんな姿?」と質問され、こう答えている。
「『今日』と『明日』が離れていると思わない。AIが日常に革新的な役割を果たしながら新しい世界が開かれたように、未来では私のようなバーチャルアーティストの活動もより多くなるだろうし、世界で愛されているK-POPの幅もさらに広がるでしょう」
nævisは、各プラットフォームの特性に合わせてビジュアルを変化させる様子も披露したほか、9月10日に公開したデビュー曲「Done」のステージパフォーマンスも展開した。
nævisは最新テクノロジーを活用し、各プラットフォームの特性に合わせたさまざまな形態で柔軟に変化する「フレキシブルキャラクター」として活動している。音声などは生成AI技術で制作され、音楽だけでなくウェブ漫画やゲーム、ブランドコラボレーションやグッズ展開などを行う予定という。
写真提供=SMエンタテインメント