HEART OF WOMAN Music Bank 赤チェックの制服ルックで魅せた「Lost in Proof」
デビューから2週間あまりが過ぎたHEART OF WOMAN(ハートオブウーマン/略称 H.O.W)が、2026年6月12日のKBS2「ミュージックバンク」でタイトル曲「Lost in Proof(自分を失わない方法の意)」を披露しました。前回6月10日の「Show Champion」は原色を散らしたカジュアルなセットアップでしたが、この日は赤いチェック柄のプリーツスカートを軸にした制服ルックへとがらりと衣装を切り替え、後方にバックダンサーを従えた構成で円形のセンターステージに立っています。番組ごとにヘアメイクと衣装の見せ方を変えてくる作り込みが、デビュー曲を追いかけるうえでの見どころのひとつになってきました。
赤チェックの制服とセンターステージ
この日のステージは、赤と白のチェック柄のプリーツミニスカートに、クロップド丈のシャツやベスト、ネクタイやリボンタイを合わせた制服ルックで5人がそろいました。背面の大型モニターには道路標識や都市のグラフィックが流れ、白や青のシャープな照明からサビでは赤やオレンジの暖色へと切り替わります。メンバーは円形のセンターステージを中心に、後方を固めるバックダンサーとともに隊形を組み替えながら進行しました。同じ制服のテーマでも一人ずつ色味や小物を少しずつ変えてそろえる、HEART OF WOMANらしい衣装の作りが今回も貫かれています。
金髪ポニーテールのアインが引いた視線
この日の流れをつくっていたのがアイン(Ayne)です。金髪のポニーテールに前髪をそろえ、グレーのベストを重ねて左腕に赤いバンダナを巻いたスタイリングで、頭の上のリボンまで含めたコーディネートがステージ映えしていました。サビの高音パートを歌いながら振付を崩さないボーカルと、カメラへ向けて差し込む堂々とした表情が、わずかな瞬間でも視線を引き寄せます。歌とダンスを同時に押し切るパワフルなパフォーマンスが、制服ルックの軽やかな見た目とのギャップを生んでいました。
直角を描くサビの群舞
ステージのもう一つの軸が、サビで全員がシンクロして直角のラインを描く群舞です。歌い出しを担うジヒョン(Jihyun)は茶髪のポニーテールでセンターを務め、軸のぶれないステップでサビの振付を立てていきます。オレンジがかった明るい茶髪のチェイ(Chaei)は長い髪をなびかせた大きな動きでサビを牽引し、チェリーレッドの髪のリリ(Liri)はリズムに合わせたキレのあるハンドアクションでアクセントを差し込みました。前髪なしのセンター分けに整えたリュイン(Liuyin)は、中盤のブリッジでしなやかなラインを描いてみせます。バックダンサーを置いた厚みのある画面の中でも、ポイント振付ではメンバー5人の動きがそろってはっきりと立ち上がる構成でした。
回を重ねて伸びるライブ
「Lost in Proof」は、サビ前からサビにかけて2000年代のK-POPを思わせるレトロな高揚感を持つ楽曲です。終盤のコーラスでは高音が長く伸び、この曲のいちばんの聞きどころになります。デビューから音楽番組を走り続けるなかで、ピッチの安定感や細かな歌い回しがステージごとに整ってきており、新人とは思えない仕上がりが今回のライブにも表れていました。
まとめ
原色のカジュアルから赤チェックの制服へ。番組ごとに衣装とヘアメイクを変え、その都度ステージの表情を更新してくるHEART OF WOMANの作り込みが、デビュー曲を追うほどに見えてきます。次の音楽番組では、どんな見せ方で「Lost in Proof」を立てるのかが楽しみです。