YGのBABYMONSTERがデビュー初の日本ツアーの出発点である神奈川で2時間20分にわたり完璧なライブパフォーマンスを披露。所属事務所のYGはグループ名通り「『怪物新人』の真価を証明した」と韓国メディア向けに伝えた。
BABYMONSTERは14・15・16日に日本の神奈川県横浜市ぴあアリーナMMで「2025 BABYMONSTER 1st WORLD TOUR IN JAPAN」を開催した。日本ツアーの幕開けの場だけに、ファンの爆発的な関心の中、3日間で用意された3万席のチケットはすべて売り切れ、いわゆる「見切れ席」までを開放した。
以下、所属事務所が韓国メディアに伝えた会場の様子。
会場を揺るがす壮大なイントロとともに舞台に上がったBABYMONSTERは、あふれんばかりのパワフルなエネルギーの「DRIP」を一気に雰囲気を盛り上げた。続いて「BATTER UP」「CLIK CLAK」「LIKE THAT」「SHEESH」で独特のボーカル・ラップ能力を存分に発揮し、アドレナリンを噴出させた。
全曲バンドサウンドのアレンジをはじめ、YGのノウハウが集約された完成度の高い演出と舞台構成が上演時間を埋め尽くした。その中でもデビューのストーリーが込められたソロステージは感動の連続だった。バラード・R&B・ヒップホップなど7人7色の変幻自在なステージが次々と繰り広げられ、観客を魅了し、これまで彼女たちが成し遂げた目覚ましい音楽的成長も垣間見せた。特に完成形のライブパフォーマンスで定評のあるBABYMONSTERらしく、舞台の支配力と余裕あるマナーが圧巻だった。メンバーから放たれる比類なきオーラ、吸引力あふれる表情演技とジェスチャーなどが一体となり、ゾクゾクする興奮を提供した。
これに観客も熱烈な歓声と声援で応え、ともに大切な思い出の1ページを完成させた。メンバーたちは「日本のファンの皆さんに会えて本当に楽しかったです。これからもたくさんの思い出を作りましょう」と語り、特に故郷を訪れたルカとアサは「生まれ育った場所で公演できて幸せだった。夢が叶った瞬間だった」と感激した気持ちを伝えた。
今回の神奈川公演でデビュー初の日本ツアーの狼煙を力強く上げたBABYMONSTERは、勢いに乗って愛知、大阪、神奈川、福岡へ向かう。昨年のファンミーティングに比べ2倍以上の日程となった日本でのスケジュール。計4都市・11回公演のチケットはいち早く完売を記録し「日本国内での彼女たちの急激な人気上昇と堅固な地位を実感させた」（YG）。
BABYMONSTERは最近、デビュー作となったミニアルバム[BABYMONS7ER]と第2作のフルアルバム[DRIP]を合算した総アルバム累計販売量が168万枚を突破した。YGは「昨年の充実した活動を通じて証明した圧倒的な実力、超高速のフルアルバムリリースと6編の高品質ミュージックビデオ公開などで好反応を得て、新規ファン層が流入したと解釈される。これにグローバルな上昇傾向を続けるワールドツアーまで終了すれば、最終販売量はさらに増加する見込み」としている。
