どうもこんにちは。韓国トレンド研究所編集長の吉崎エイジーニョです。
さて5月も中旬を迎える折、GWも終わり春のテンションも少し崩れがちな時では…⁉
こういう時にこそ「新しいことを始めてみる」。
いつか始めようと思っていたこと=韓国語。
今、この時にいかがでしょう。
なぜ今が重要かと言うと、韓国自体がホットプレイスだから。
日本からの「海外旅行の行き先」として韓国がかなり熱い。
韓国観光公社によると、2023年1年間で「韓国に来た外国人観光客・国別ランキング」の第1位は日本の232万人だと言います。
これ、中国の230万人を抜いているというから、かなりのもの。そもそもの日本と中国の人口差を考えても…。
韓国に行くことがブーム=現地で韓国語が通じて「楽しい」と思える機会もまた生まれやすい! ということです。
私自身も韓国語を30年くらいやっていますが、今でも最大の楽しみは「通じる!」と思えた時です。幾度もK-POPのショーケース@韓国で、韓国語での質問をしたり、K-POPアイドルのインタビューをしていますが、やっぱり「ずっとネットで見てきた人」に自分の放つ言葉が理解されるのは嬉しい。先日はKARAのスンヨンのファンミの後に、「アンニョイケセヨ(さようなら)」という超簡単ワードで挨拶したら「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と返ってきた。それだけでも嬉しいもんです。
あ、これ通じるかな? というドキドキ。
そしてそれに打ち勝つ勇気。
これが外国語の1番の楽しみと才能だと思うんです。
言い換えるなら「間違いを恥ずかしがらずにどんどん行く」メンタリティ。
耳がいいとか、読解力が高いとか、単語を覚えるのが早いとか、そういった要素よりはるかにこのメンタリティが大切だと思うのです。基礎中の基礎。つまり「私下手くそなんです~」と言いながら、どんどんネイティブスピーカーのなかに入っていって、成長していける人。
なぜなら最高の教材は「ネイティブスピーカーにツッコんでもらいながら、直してもらえること」なので。
長々と書きましたが要は「友達ができること」。
ネイティブスピーカーとごはんに行ったり、遊びに行ったりしながら直してもらえる関係を築けること。
そのためには「間違いを恐れないこと」。そこがとても重要だと思います。センス以前のメンタリティ。うまく話す人が上手いんじゃなくて、話して、伝えられる人が上手い。そういうことでもあると思います。
とはいえ、なかなかこれ、難しいところもあります。
韓国語は聞き取れるんだけど、なかなか言葉が出てこない。
そういう悩みを多く聞いたことがあります。
さらに都合の悪いことに、韓国の人たちというのは「拙い韓国語を話す外国人」にちょっとだけ手厳しいというのも実際のところあります。K-POPアイドルに対しても「ちゃんと韓国語を話せない」という評が出ることがある。本人たちは一生懸命頑張っているのに。
では、一歩踏み出すにはどうしたらいいか。
この点に自信を持ってもらうことだと考えています。
「韓国語の超基本のキを今一度、しっかりやる」=아야어여오요우유의이
日本語で言うならば「あいうえお」。子音なしの母音の音の基本です。この音をしっかり把握して、口の動きからしっかり覚え直し、ただしく発音できるようにする。
外国人が日本語を学ぶとき、「あいうえお」が正しく発音できないと「かきくけこ」も言えません。「さしすせそ」も「たちつてと」も。そして日本語ネイティブの私たちが当たり前だと思っている「あいうえお」だって、外国人からすれば「当たり前の音」ではないということもありうるわけです。
それと同じことです。
아야어여오요우유의이がしっかり言えずして、韓国人にとって耳当たりのよい韓国語が言えることはありえません。
逆にいうと「そこが出来ていると、ぐっとレベルが上がる」
当たり前です。発音の根本中の根本がぐっと引き上げられるわけですから。
筆者自身もこういった内容をお教えする韓国語レッスン始めました。生徒のみなさんは、自ら韓国語の単語を覚えていくのには積極的。みずからどんどん「推しが言っていた単語」「韓流ドラマで聞いた単語」を覚えていこうとしていきます。
いっぽうで아야어여오요우유의이に関しては「意識を持つ機会がない限り、やらない」。そこんところをまずはやりましょ、というレッスンです。
超初心者の方ウェルカム。
また、すでに多く話される方にとってもちょっとした「やり直し」として。
”K-POP取材歴バリバリ”、本サイト編集長によるオンライン時々オフライン韓国語レッスンを、ぜひ。