チャウヌはなぜイケメンなのか? 韓国の専門家がストレート分析「パーツがスゴイしバランスも黄金律」

9月30日に日本テレビ系「しゃべくり007」に出演し、そのビジュの美しさが改めて脚光を浴びているチャウヌ。その後、日本のメディアでも次々とその姿が報じられ「カッコよすぎてヤバい」といった反応が伝えられている。

1997年3月30日の27歳。身長183センチ。中高生の頃までは「ガチで勉強して裁判官になる」という夢があったため、事務所の誘いを当初は拒否していたエピソードでも知られる。 そんな彼の韓国でのあだ名が「顔面の天才」であることはよく知られるところ。

彼はなぜ、そこまでカッコいいのか。あるいは、なぜ人は彼のビジュに魅せられるのか。

韓国にはそれをズバリ解析するコンテンツがある。

「顔分析」

多くの美容整形外科がYouTubeチャンネルを開設し、専門医の視点から「どこがどうカッコいいのか」を分析する。多くのK-POPアーティストが「分析対象」となっているなか、チャウヌももちろんその中に入っている。 専門家たちは彼の顔についてどんな言葉を放っているのか。

個々のパーツは「女性的でありながら…男性的要素も」

「本当に貴公子のような雰囲気がよく似合い、言葉では表現しきれないほどの”顔面の天才”だと言えるでしょう」

YouTubeチャンネル「MUST TV」を運営するMUST美容整形外科のキム・ジョンギ院長はそう絶賛する。

まずは個々のパーツがスゴい。「MUST TV」は目元に注目すると「チャウヌの目は女性アイドル並みに美しい」と評する。

「二重まぶたのラインは、一般的に女性が男性に求める一重や奥二重よりも高めですが、眉と間隔が広いため、きつい印象を与えることなく整っています。また、目の横幅が縦幅よりも長く、やや切れ長の形状をしている。 これが、涼しげで知的な印象を与えています」

「目の横幅が長いほど爽やかに見える傾向があります。そのため、女性たちは横に長くて細く切れ長の目を好む傾向にあります」

また鼻も美しい。「MUST TV」はこう続ける。

「鼻筋は高く、直線的で少し鷲鼻気味という特徴があります。これは伝統的なイケメン俳優である チャン・ドンゴンやイ・ビョンホンと共通する特徴ですね。
しかし、鼻先の形状に違いがあるんです」

既存のイケメンとは違う。どういうことなのか。「MUST TV」はこう続ける。

「伝統的なイケメン俳優たちが鋭い鼻先を持っているのに対し、チャウヌの鼻先はやや丸みを帯びています」

わずかな鷲鼻が男性的な印象を残しつつ、「唇と鼻の下線が交わる角度(鼻唇角)が広いため、幼く見える効果がある」(同)という。

同チャンネルは唇についてもまた、「厚すぎず薄すぎない、程よい厚みと形状。これにより、全体的なバランスを崩すことなく、魅力的な印象を与えている」としている。

パーツ配置の比率が「奇跡の黄金律」

チャウヌがスゴイのは、ここからだ。個々のパーツが美しいうえに、ベースもスゴイ。

まず顔の形に注目するのが、YouTubeチャンネル「Dr Dio」に出演する狎鴎亭Dio整形外科新沙院のチェ・ジュンホ医師。

「多くの男性俳優は顔の輪郭が四角く、あるいは顎が強調されがちだが、チャウヌの場合は比較的細長い輪郭を持っています」

「MUST TV」もまた、「細長いフェイスラインが女性が見ても男性が見ても本当にイケメンに見える」と絶賛する。

さらにもう一ついうと、チャウヌの肌の質感も彼の魅力を高める要因の一つなのだという。

「まずは白い肌に目が行く」(「Dr Dio」)
「薄い肌質が、しっかりと目を開ける力につながっています」(「MUST TV」)

そして念押しで…チャウヌの魅力は、個々のパーツの美しさだけでなく、それらが調和よく配置されているバランスにあるという。

「チャウヌの顔は男性的な要素と女性的な要素のバランスが絶妙なんです。強すぎる男性的特徴や女性的特徴がないことで、幅広い層に受け入れられやすい顔立ちとなっています」(「MUST TV」)

「Dr Dio」はこの点についてより一歩掘り下げた視点を提示している。顔の上部、中部、下部のバランスが「黄金比率」なのだという。

「チャウヌさんの顔は、上中下部の比率が1:1:1なんです。普通、この比率の場合、下部が少し小さいものですが、そうすると少し男性的な印象というよりは、少し女性的な印象や可愛らしい印象が強くなります。しかしチャウヌさんの顔は完全な1:1:1。これは男性的な魅力を生み出しています。つまりは感性的でありながら強さもあり、細やかさもあります。バランスが取れていて、可愛らしくもあり、一方で男性的な魅力もあるんです」

目は知的で、鼻はちょっとだけ男らしい。細長い輪郭が男性にも女性にも好まれる。しかもそのベースにある肌の質感は「しっかり目を開く」のに適している…個々がまずスゴい。そしてバランスも珍しい「顔の下部が長くない黄金律」。そりゃスゴいわけだ。

ちなみに筆者、かつて彼が所属するASTROの通訳の仕事をしたことがある。その時のチャウヌは…いるだけでちょっとプレッシャーを感じるほどのイケメンだった。そしてワイワイとムードを作るメンバーたちもいる傍らで、本人は大騒ぎはしないものの、ニコニコとしていて「脇役」ながらに雰囲気を作っていく。静かにしてるんだけど、華がある。そんな存在でした。

写真=Fantasgio