8月26日に発売されたNCT・ジェヒョンの初ソロアルバム「J」の制作過程が、27日にNCTのYouTubeチャンネルなどで公開された。「The Journey of ‘J’」と題された2編の動画がアップされ、アルバムの制作過程とともに、ジェヒョンが「J」を準備する中で明かしていた率直な思いを垣間見ることができる。
動画内でジェヒョンは、複数回の打ち合わせを通じてアルバムの方向性を絞っていく中でこんな思いを語っている。
「初のソロアルバムだけに、現在の自分を最もよく表現できるものを作りたかった。一目見ただけで簡単に理解できる曲が収録されていればいいという思いだった。ソロアルバムは完全に自分のものだから、自分の考えが多く入ったと思う」
所属のSMエンタテインメントは「これまで見せてこなかったジェヒョンの姿や、予想もできなかった姿を盛り込むために、考え続ける様子が目を引く」としている。
またタイトル曲の「Smoke」はそんなジェヒョンの“色”が特に込められているという。
「自分の中にあった(魅力を)よく表現できる」
「踊るつもりはなかったが、作業をしていくうちにとても面白くなって、全体の振り付けまで作った」
と語りつつ、制作に没頭する姿が映像に映し出されている。
ミュージックビデオについても
「1カット1カットに深い意味がある。ありきたりな絵が1つもなく、曲にぴったり」
と語り、初めての慣れない撮影にも楽しく臨み、積極的に意見を出すさまなどがうかがえる。
またジェヒョンは6曲のアルバム収録曲についてこんなこだわりを口にした。
「最大限自分をよく表現できる(アルバムを作るために)1曲1曲イメージを変えて考えたと思う」
今後もソロアルバムをはじめとして「やりたいことがたくさんある」ともコメントしており、「聴かせたいこともたくさんある。これからも徐々に進めていけばいいのではないかと思う。そのときどきに自分の好きなもの、見せたいものをうまくやれたらいい。それだけ努力しなければならないし、これからもうまくやっていかなければならないと思う」とソロ活動への意欲をあらわにしている。
写真提供=SMエンタテインメント