株式会社LOWEは韓国式プリクラの専門店「SELCA STUDIO」の2号店となる「SELCASTUDIO SHIBUYA」を7月に東京渋谷のスペイン坂通りにオープンした。
1995年の登場から四半世紀が経ち、女子高生など若者たちのコミュニケーションツールとして完全に定着したプリクラ。2010年以降はスマートフォンによる「自撮り」が普及したことを背景に、プリクラは撮影すると自動的に「デカ目」や「小顔」で「盛られる」機能が一般化し、スマホとは異なる “別人”になって楽しむためのツールとして進化してきた。
一方でK-POPアイドルたちを代表例にナチュラルメイクへの支持が強いお隣・韓国では、ちょっと違った発展を見せてきた。
あくまで「素の自分」を素材としつつ、背景やアクセサリーなどを自由に選び、自己演出しながらポートレートを撮影できる「セルフ写真館」的なプリクラスタジオ。
2017年頃に初登場後、「デカ目」「小顔」 「美白」で盛られないナチュラルな自分を写真に収めつつ、同時に非日常を体験できる新しいカルチャーとして、10～30代の女性を中心に大ブームに。
全国紙「国民日報」によると、今やこうしたプリクラの店舗は韓国全土に1000店以上。特に昨年（2022年）には急成長し、韓国のクレジットカード社「KB国民カード」社によると22年の国内の売り上げは前年比で271%増加と伝えられている。
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「SELCA STUDIO」では昨年12月に原宿・竹下通りに第1号店をオープン。韓国式プリクラの基本システムはそのままに、この韓国の新しいカルチャーと原宿「 Kawaii 」文化との融合を目指し、日本人の嗜好に合うようアレンジを施しながらサービスを提供してきた。
2号店となる渋谷店では、背景となる壁面はグリーン、ピンク、ブルー、パープル 、グレーの5種類からユーザーが好みに応じて選択可能。 店舗内には大型のミラーを設置しており、メイクの手直しをしてから撮影を楽しめる！
また、カチューシャやぬいぐるみハットなどの「かぶりもの」、ティアラやサングラスなどのアクセサリー合計100種類以上）はすべて無料で貸し出し。このラインナップは定期的に入れ替えを行っている。
さらに写真の「フレーム」は16種類を用意 。こちらもラインナップは随時変更していくほか、将来的には各種のブランドやキャラクターとのコラボ レーションも視野に入れている。
この他、撮影した画像およびコマ撮り動画はダウンロードしてスマホに保存する楽しみ方も可能。
料金は、撮影1回つき500円大判サイズは 600円）。
「SELCA STUDIO」を展開する株式会社LOWEは「これまでにない『気軽な非日常体験 』を実感していただきたい」としている。
＜問い合わせ先＞
株式会社LOWE
＜店舗＞
原宿店：東京都渋谷区神宮前 1 6 10 2F
渋谷店：東京都渋谷区宇田川町 16 14 1F スペイン坂通り
TEL ： 070-3324-0902
営業時間：11:00 20:00 (渋谷店 21:00)
＜Instagram＞
今回オープンした渋谷店アクセス